海外ドラマ、映画で日常英会話は学べる!

海外ドラマや映画は生きた英語の宝庫

アイアンマンにでてくるセリフを初心者でもわかるように丁寧に一言一句解説!#1

 

冒頭のシーン トニーが車の中で I feel like you're driving me to a court-martial  This is crazy  What did I do?というシーンから始まります。

 

  • I feel like  ~のような気分
  • you're driving me to どこどこに連れていく。 ここでは現在進行形なのでdriving という形になっています
  • a court-martial  軍法会議(軍人の裁判のようなもの)
  • This is crazy  こんなの狂ってるのような意味合いです
  • What did I do?  俺なんかした?  

つまり、軍法会議に連れていかれてる気分だ こんなのおかしい 俺なんかした? という感じです あまりにも車内の空気が悪く横の兵士にも監視されていたのでまるで犯罪者の気分ということを言ったんでしょう。

続いて I feel like you're gonna pull over and snuff me.  You're not allowed to talk? 

  • you're gonna   これはyou are going to が省略された形になります つまり未来を表す文ですね toの後に動詞がきます
  • pull over  (車、乗り物を)停めること
  • snuff me   snuffの一般的な意味は(臭い)を嗅ぐ、(空気など)を吸うですがここでは人を殺すというスラングとして使われてます。 
  • You're not allowed to talk?   allowは許すという意味の単語です。 ここでは受け身の形になってます。 つまりbe動詞+過去分詞です。 あなたは話す事を許されてないの?という感じです。

訳すと 車を停めて、俺のこと殺すんじゃないかって感じるよ 

このセリフに対して誰も何も言わないので お前、話すことを許されてないのか?という感じになります。

このセリフに対して兵士が We can talk, sir といいます。

  • sir   これは目上の人に使う日本語でいうとこの敬語にあたります。sirは男性にたいしてだけ使います。女性にはma'am と言います。

トニー「話す事を許されてないのか?」 兵士「いえ、話せます!」という感じですね。

これに対してトニーが oh, I see. so It's personal ? と言います

  • I see     なるほどという意味です
  • personal   個人的な

訳すと あ、なるほどな 個人的な問題か

つまり、話す事を許されているのに話さないのは個人的に俺が嫌いなのかというような意図だと思われます。

すると女兵士が No, You intimidate them と言います

  • intimidate  怖がらせる、脅すという意味です。

俺が嫌いなのかというトニーの嫌味に対して、あなたが怖がらせているの といった感じです。

そしてトニー「Good God, You're a women.  I honestly...  I couldn't  have called that. I'd apologize, but isn't that what we're going for here? I thought of you as a soldier first.」

女兵士「I'm an airman」 

  • good god   これは驚いたときなどに使うセリフです。Oh My God と同じようなニュアンスですね。
  • honestly   正直という意味の副詞(動詞を修飾する)です
  • I couldn’t have called that  直訳すると、そう呼ぶことができなかったとなりますが、ここでは(女性ということを)予想できなかったという意味です
  • I'd apologoze   'dはwouldが略されたもので、たいていif と一緒に使います。ここではif つまり、もし気に障ったならといったようなifの文が完全に省略されてますね。 apologizeは 謝罪するという意味です。
  • isn't that what we're going for here?  このセリフは女性と気づかなかったよと言ったことに対して、そういうことを言いたいんじゃなくて といったニュアンスになるかと思います。
  • I thought of you as a soldier first  thought of でだれだれのことを思うという意味で asはいろんな意味があるのですがここでは として というような意味なのでas a soldier 軍人としてといった意味合いになります。 firstはシンプルに最初という意味の単語です
  • airman   空軍の兵という意味です

まとめると、 トニー「驚いた 君は女性か 正直予想できなっかたよ もしあれなら謝る でもそういうことじゃなくて僕は君のことを(女性ではなく)軍人だと思ったんだ」 女兵士「私、空兵なんです」 といった感じです。

 

トニー「you have excellent bone structure there. I'm kind of having a hard time not looking at you now. Is that weird?」「Come on.  It's okay, laugh. Hey」

  • bone structure   骨格 
  • kind of   少しというような意味で非常にネイティブ同士の会話で使われます
  • have a hard time  つらい時間をすごす
  • come on   いろいろな意味がありますがここではもっと笑えよとつっこんでるようなニュアンスですね。
  • weird  おかしい

まとめると、 トニー「君、いい骨格してるね。 それを見ないようにするので精いっぱいだ。 おかしいかな?」 「おいおい、いいんだぞ笑っても」

 

兵士「sir, I have a question to ask」 トニー「Yes, please.」 兵士「Is it true you went 12 for 12 with last year's Maxim cover models?」

  • I have a question   質問があります
  • to ask    聞くための 直訳すると聞くための質問がありますとなるのですが、to ask をいれることによりもっと丁寧なニュアンスになります
  • Is it true  ~って本当ですか  この後に聞きたい文がきます
  • you went 12 for 12 with  ここはすこし曖昧ですが12人と12か月関係を持ったといった意味ではないかと思われます

まとめると、 兵士「質問があるんですけど」 トニー「どうぞ」 兵士「去年のマキシム誌のモデル12人をとっかえひっかえしてたって本当ですか?」